人が変わってしまう

更年期障害の精神的な症状は、突然激しく出たりするものです。孤独感、焦燥感で何も考えられなくなり、家族にあたってしまったり、被害妄想に陥ったりします。

それまで心優しく、頑張り屋さんだったお母さんに多いそうですね。

夫にも子供にも、それなりの自分の世界があるのに自分は何にもない、と落ち込んでしまったり。

でも結局、それは自己啓発を怠った自分自身のせいだ、という風に、真面目な人ほど袋小路に入ってしまうのです。

僻み・妬み・自己嫌悪の気持ちで体がいっぱいになってしまいます。

現代の50代~60代の世代の方は、自分のしたいことをするのは我侭であり許されないとされてきた世代の方々です。

そのため、長い間自分を抑圧し、ガマンを重ねて家族のために暮らしてきた。それに気づかないまますごし、子ども達の自立などによって、自分の存在意義や人生について疑問を感じてしまったりするのです。

しかし、過ぎてしまった時間は取り戻せませんし、ガマンしてすごしてきたといっても子どもを育て、家庭を守ってきた日々は嘘でもムダでもありません。自分がしたいことをし、自分のことだけをかまって暮らすうちに、自信と活気を取り戻せるもの。

更年期障害の症状で、以前とは打って変わって暗くなってしまった、疑い深くなったというお母さんやお姑さんをお持ちの方は、やりたいことをやろうとするのを止めずに見守ることが大切です。

自分の存在意義を取り戻せば、また元気になるでしょう。

もちろん、これは精神的な話なので、体に痛みや不快な症状がある場合は、他の病気を併発しているかもしれません。医師の診断を受けることが必要ですね。

2009年2月27日 14:22 |▲このページの上に戻る