なんちゃって更年期障害

更年期障害は、加齢により卵巣機能が働かなくなって起こる障害のこと。ですから、どんなに思い当たる症状があっても、検査して卵巣機能が働いていれば、医学的には更年期ではないのだそうです。

閉経の平均は51歳。ですから更年期障害は、40歳代後半から始まることが多い、というわけですね。

でも、中には30代、または20代で更年期障害が現れる人もいます。この場合、なんちゃって更年期ではなく、本当に卵巣機能がなくなっているのです。ちなみに日本では、40歳以下の女性が閉経してしまうことを「早発閉経」と呼んでいるそうです。

この「早発閉経」、「若年性更年期障害」などとも言われますが、かつては遺伝や病気によって起こるといわれていました。しかし最近では、無理なダイエット、過度のストレス、疲労などとの関係もあるとされています。

考えてみれば、生殖機能というのは生きてゆくのに絶対に必要な機能ではないので、体が本当に「危機的な状態」になると切り捨てられてしまうんですね。

しかし、多くの若い女性が悩んでいるのは、この「早発閉経」ではありません。まるで更年期障害かと思うような症状だけが現れて、卵巣機能には何の異常もない、というパターンが多いのです。ですから、厳密にいえばそういう場合は「若年性更年期障害」とはいえないのですね。更年期障害みたいな症状の出る、違うものというわけです。

本当に早発閉経かどうかは、血液検査で調べることができます。婦人科で検査できますから、20代・30代なのに更年期障害のような症状がある・・・ということなら、受診しましょう。

原因がわからなければ、改善することもできません。わからないことを一人で悩んでいても解決策は出てきませんよね。おかしいと思うことがあるなら、早めに受診をすることです。

2009年3月30日 12:49 |▲このページの上に戻る