あがり症と精神安定剤・抗うつ剤

精神安定剤を服用することで、あがり症を克服することができます。

最も多く用いられている精神安定剤は「ベンゾジアゼピン」という薬です。

ベンゾジアゼピンはあがり症など、不安を原因とする症状や、筋肉の硬直など「身体反応」に対して高い効果を発揮するお薬です。

しかし、この薬を服用したからといって、他人と積極的に関われるようになったり、他人の視線に対してたじろがずに行動できるようになったりできるわけではありません。一時的な不安を取り除くことができるということです。

また、ベンジゾアゼピンを服用し、その服用を途中でやめてしまうと、より強い不安を感じることもあるようですね。リバウンドのようなものでしょうか。

加えてこの薬は依存性が高く、長期間にわたって服用し続けると効果が薄れていくという欠点もあります。このような理由から最近ではベンジゾアゼピンは処方されなくなっており、あがり症よりも症状の重い「社会恐怖」と呼ばれる精神疾患の患者に対してのみ処方されるようになりました。

抗うつ剤もあがり症の克服に効果があるといわれています。うつ病でなくても処方されるケースがあるのですね。抗うつ剤はネガティブな考え方や不安な感情、不自然な行動などあらゆる症状においてポジティブな効果が期待できるからです。

2009年6月10日 14:26 |▲このページの上に戻る