わきがではない人が、わきがの人の近くにいると、臭いに耐えられなかったりします。
しかし、発生させている本人は、気づいていないことが多いものです。
なぜなのでしょうか。
わきがの人は、その臭いに鼻が慣れてしまっているのです。
人間の鼻は、「自分の臭い」と認識すると感じなくなるという性質があります。
また、わきがは遺伝的な体質のため、家族みんながわきがだったりすると、それが普通の臭いになってしまいます。
そういった環境で育つと、それが特殊な臭いだと気付かずに育つのです。
そのため、自分がわきがであることを知らない人も多くいます。
友達の家に遊びに行くと、その家特有の匂いを感じることがあります。
しかしその家に住んでいる人たちには、何も感じませんよね。それと同じです。
また、わきがの臭いは、周りの人は気づきやすいものの指摘がしにくく、結果自分がわきがだと気づかない、という人が多いのです。
親しい人に、自分が臭っていないかを思い切って聞いてみるといいかもしれません。
わきがの原因は汗ですが、汗には2つの種類があります。
ひとつはエクリン汗腺から出る汗で、運動した時に出るものです。
この汗自体に匂いはなく、わずかな塩分を含んでいます。
この塩分がわきがの原因となる雑菌の繁殖を抑制するので、大量の汗をかいても問題はありません。
しかしもう一方の汗はベタベタとしていて、ミネラルが多く含まれています。
ミネラルを養分として雑菌が繁殖しやすいので、わきがの原因となります。
多汗症の場合は精神的な発汗によるもので、エクリン汗腺から発汗されるものですから、臭いません。
しかし体質によってミネラルを含んだ汗が出る場合もあるので、その場合は臭います。
すべての汗がわきがの原因ではないのです。